薄膜の発熱材料を組み込み、曇りの発生を抑えたスノー・ゴーグル「F-BOM」

ミリタリーブログサポートチーム

2014年10月10日 17:47

『Gizmag』は 10 月 1 日付けで、薄膜の発熱材料によって曇りの発生を抑えたスノー・ゴーグル「F-BOM」を紹介している。

F-BOM は企業家の Dave McCulloch 氏によって考案されたもので、Jack Cornelius 氏によって発明された薄膜の発熱材料をゴーグルに組み込むことで、曇りの発生を抑えるというものとのことだ。

F-BOM ANATOMY
ゴーグルを熱して曇りを抑えるというアイディアはこれまでにもあったが、従来のものは小型ファンを持っていたり、熱線を持っていたりしたが、F-BOM はポリカーボネート・レンズ性のレンズの間に、薄膜の発熱材料を組み込むことでこれを実現している。電力は 2 個のリチウム・イオン電池で、連続駆動時間は 7 時間。また必要なときのみ起動させるモードも用意されているという。

発売予定価格は 249 米ドルで、現在クラウド・ファンディング・サイトのキックスターターで開発資金が集められている。

Abominable Labs 2014/09/07
gizmag 2014/10/01
F-BOM: The first snow goggle with active anti-fog technology by Abom, Inc. / Kick Starter
Abominable Labs, LLC. official Website
Text : 鳥嶋真也 - FM201410

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