EOTech 小銃用ホログラフィック照準器 (HWS) 最新モデル EOTech 518 / 558
小銃用ホログラフィック照準器 (HWS: Holographic Weapon Sights) のパイオニア、L-3 EOTech (イオテック) から新モデル EOTech 518 と、ナイトビジョン (Gen-I-III) 対応の EOTech 558 がデビュー。
新たにラインアップ入りした EOTech 518 / 558 は、単三電池 (AA バッテリー) 対応でサイドに操作ボタンを配したものとなっており、ちょうど既存の EOTech 512 と EXPS モデルにある特徴を兼ね揃えたモデルとなる。
操作ボタンをサイドに配したことで、現行の小銃用オプティクスにとって必須ともなっている 3 倍率マグニファイアー、「EOTech 3X Magnifier」使用時にも、素早くストレスの無い操作が可能となっている。
EOTech 518 A65
• Easy adjust side buttons
• Adjustable, locking quick-detach lever fits both 1" Weaver and MIL-STD-1913 rail
• Operates on 2 common AA Alkaline or Lithium batteries
• LBC Compatible
• Magnifier Compatible
EOTech 558 A65
• Night Vision-Compatible
• Easy adjust side buttons
• Adjustable, locking quick-detach lever fits both 1" Weaver and MIL-STD-1913 rail
• Operates on 2 common AA Alkaline or Lithium batteries
• LBC Compatible
• Magnifier Compatible
また、昨年年初にここミリブロ News でも取り上げたことのある EOTech 552 用のドロップイン レーザーバッテリーキャップ、EOTech Laser Battery Caps (LBCs) とも完全互換を持っている。
⇒EOTech 552 用のドロップイン式レーザーバッテリーキャップ / ミリブロ News
※日本国内では、「消費生活用製品安全法」により【PSC マーク】の無いレーザー出力製品 (携帯用レーザー応用装置) を【販売・陳列】することが禁止されています。
EOTech は、L-3 の一事業部門で、小銃用ホログラフィック照準器や、タクティカル用途のレーザー製品、イルミネーター、サーマルイメージ装置といった最新鋭の技術を武器に開発を手掛ける企業。民間向けマーケットはもとより、世界中の軍・法執行機関の最前線で活躍するプロフェッショナル達に愛用されている。
1972 年、米ミシガン州議会は独立した非営利の研究施設「Willow Runs Laboratories」を創設。後に同研究施設は改名し「Environmental Research Institute of Michigan (ERIM)」となる。
それからおよそ 20 年の歳月を経て、1993 年に ERIM はスピンオフの技術企業、Michigan Development Corporation (MDC) を立ち上げている。そしてその 2 年後となる 1995 年に MDC は ERIM の完全子会社として EOTech 社を創設。
その後 EOTech は、1996 年の U.S. SHOT Show で Bushnell-HoloSight 商標下で第 1 世代 HWS を発表。スポーツシューティングやハンティングで利用する際に、射撃の精度とスピードを追求した製品として一躍脚光を浴び、Shooting Industry Academy of Excellence において年間最優秀オプティクス (Optic of the Year Award) を獲得している。
2000 年になり EOTech は、よりコンパクトでモジュラーデザインとなった第 2 世代 HWS を発表し、軍・法執行機関市場への参入基礎を築き上げている。翌 2001 年、EOTech は再び年間最優秀オプティクスの栄光に輝いている。
2005 年、EOTech は米特殊作戦軍 (USSOCOM: United States Special Operations Command) との契約に至っている。また、米海兵隊が HWS をスタンダードの近接戦闘用オプティクスとして選択した他、米陸軍のストライカー旅団、第 101 空挺師団もまた HWS の採用に至っている。
2005 年 11 月、ニューヨークに本社を持ち、軍事大国の米国でも第 6 位にランクインする屈指の有力軍事企業、L-3 コミュニケーションズ (L-3 Communications) が EOTech を買収。
2010 年、L3 社はレーザーエイミング用モジュール「AN/PEQ-2」やタクティカルライトの開発で知られる Insight Technology 社を買収。EOTech は Insight や Electro Optics Systems、Infrared Products らと共に L3 のウォーリアーシステム部門傘下となる。
2012 年、EOTech は記念すべき 100 万個の HWS 製造の金字塔を打ち立てた。
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