機関銃手の伏せ撃ち時に最適な防弾プレートシステム「AJAX Armor System」

ミリタリーブログサポートチーム

2015年03月19日 11:48

アメリカのタクティカルギアメーカー Tactical Revolution 社が、機関銃(M240、FN MAG、M249など)のサイドレールに装着する防弾プレートシステム『 AJAX Armor System 』をリリースした。
※本稿は海外実銃に関する話題を掲載しています。


Photo: AJAX Armor System / Tactical Revolution

『 AJAX Armor System 』は、射手の肩を防御する目的で開発されており、伏せ撃ちのサイティング時が最も理想的な防御シルエットになるとされている。

Photo: AJAX Armor System / Tactical Revolution

防弾プレート部とマウント部から構成されたシステムは、ピカティニーレールにワンタッチで装着可能である。防弾プレート部の素材は“ MIL–A 46100 steel plate ”で、1枚につき重さは3.6ポンド(約1.6kg)、マウント部の重さは1.46ポンド(約662g)となっている。使用時にはプレート部を前方へ展開し、移動時には畳むことが出来る。PV映像には、被弾時にマウント部のアーム部分が着弾エネルギーを後方へ受け流す様子が映し出されており、衝撃を和らげる構造となっているようだ。

Photo: AJAX Armor System / Tactical Revolution

機関銃に限らず、サイドレールが備わったスナイパーライフにも装着が可能で、スナイパー用アプリケーションとしても汎用性がある。

また同社では、各種車両 / ATV / ボート / 航空機 / 検問所 / 監視所といった銃架に固定された機関銃での使用も提案している。

カラーは、ブラックとタンの2色。防弾レベルとして、308モデル( 7.62x51mm M80 NATO )と、AKモデル( 7.62x39mm M43 Type PS )の2種類がある。

Tactical Revolution LLC 2015/02/14
Text: 弓削島一樹 - FM201503
関連記事