2015年03月24日 14:35
白バイや自転車勤務の警官は携行できる荷物が少なくなり、いざ銃撃戦となると火力が不足する場合がある。スイスのブリュッガー&トーメ(B&T)社はこれらのニーズにこたえ、コンパクトながら高い火力と精度を提供する各種短機関銃のプロトタイプを発表した。
TP380はセミオートオンリーで、ピストルカービンに近い性質のもの。9mmショート(.380ACP)を使用し全体でわずか950グラムと軽量なのが特徴。また、東欧諸国でよく用いられている9x18mmマカロフ弾を使用できるバリエーションもある。
KH9もセミオートオンリーの「ピストル」分類。この形状のものでは珍しくダブルアクション/シングルアクションのトリガーを備えており、レバーによって「デコッキング」が可能となっている。これによってグロックなどのストライカー式自動拳銃と同じ運用ができ、現場の警察官が安全に携行できるようになる。
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。