Steiner Optics、戦術面における可視レーザーの有効性について解説映像を公開
戦術面における可視レーザーの有効性について解説した動画『 The Advantages of Visible Lasers, Green vs Red 』が、Youtube の Steiner Optics 公式チャンネルで公開された。
この動画は、Chappy (チャッピー) の愛称で知られる John Chapman 氏(参照記事→
http://news.militaryblog.jp/e646820.html)が、可視レーザーの有効性について戦術面における二つの例を挙げながら解説をしている。
まず一つ目は、ガスマスク着用時の有効性について。
ガスマスクを着用すると頬付けが出来ずアイアンサイトが不可能であるが、レザーサイトを用いることで解消できることを紹介している。これは、軍やローエンフォースメントなどが、ガスマスクを使用するシチュエーションが近年増えてきたことを背景としている。
そして二つ目は、船舶や航空機などの狭い空間や、倉庫などの遮蔽物が多い環境での使用について。
動き難い狭い空間や、視界の妨げとなる障害物が多い現場では、アイアンサイトがし難い状況が多々発生する。こういった状況下での有効性について述べている。
可視レーザーは色によって光線の波長が異なっており、レッドレーザーと比べて視認性が高い(約8倍明るい)グリーンレーザーを用いことで、より効果的であるとしている。
なお、日本国内では「消費生活用製品安全法」の下、【PSC マーク】の無いレーザー出力製品 (携帯用レーザー応用装置) を【販売・陳列】することが禁止されている。
Text: 弓削島一樹 - FM201505
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