元デルタのポール・ハウ氏が考案、ウエポンライト用グラスブレーカー

ミリタリーブログサポートチーム

2015年05月07日 14:01

元デルタフォースのポール・ハウ (Paul Howe) が考案したウエポンライト用グラスブレーカー『 CSAT WL-GAT( Weapon Light - Glass Assault Tool )』が、XS Sight Systems 社から発売中である。
※本稿は海外実銃用パーツに関する話題を掲載しています。

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同社からは以前に、AR-15 アサルトライフルのマズル部分に装着するグラスブレーカー「 AR-GAT 」が発売されているが、『 WL-GAT 』はウェポンライトのベゼルに装着するように設計されている。


WL-GAT™ Surefire 200 & 300 – CSAT Weapon Light Glass Assault Tool


WL-GAT™ Surefire 200 & 300 – CSAT Weapon Light Glass Assault Tool
ライトの機種に応じて、Streamlight 社 TLR(TLR-1 HL 未対応)用、Surefire 社 200 & 300用 、Surefire 社 300 Ultra 用、の三種類が用意されており、サファリランド社などのウェポンライト対応型ホルスターには未加工で収めることが出来る。

価格はいずれも、80米ドル。

動画に映し出されている通り、銃を両手で保持しながら僅かな力でガラスを粉砕することが可能であり、銃に装着しない状態のライト単体でもグラスブレーカーの機能を果たす。尚、極一部の自動車に採用されている最新仕様の車両用セーフティーガラスには、未対応という情報もあるようだ。


参考動画:XS AR-GAT™ Tactical Upgrade: Paul Howe

Text: 弓削島一樹 - FM201505
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