E3 2015 Tom Clancy's The Division Dark Zone マルチプレイトレイラー
海外で 2016 年 3 月 8 日の発売が決まった UBI SOFT の「Tom Clancy's The Division」。そのマルチプレイトレイラーが同公式 YouTube チャンネルで公開された。
The Divisionはパンデミック感染で荒廃したニューヨークシティが舞台で既にギャングやテロリストが支配する地域。そこに大統領直轄の組織The Divisionのメンバーとなって数々のミッションを遂行しゲームが進行するスタイルで実はあまり情報は公開されていない。
動画を見てもらうと解るが、The Divisionは専用の開発エンジンで製作されている為、グラフィックが一段と進歩している。極寒の設定なので雪や氷などの表現にも注目したい。
今回公開された「DarkZone Multiplayer Reveal」と呼ばれるトレイラーには一風変わったプレイが収められている。通常プレイヤー同士が対戦するよくあるマルチプレイを想像しがちだが、実際は敵AIと複数のプレイヤーが参戦する「かなり激しい戦い」が繰り広げられる。(開発者によると第三の勢力が存在し、それは突然現れる事もあるらしい)
DarkZoneと名づけられているが、これはかなり高濃度の汚染区域での戦闘を想定しており、アイテムなどの装備は照明弾でヘリを呼び出して除染後に通常エリアで使用できるという設定だそうだ。ただ拾ってすぐ使える事は無い独自設定が注目部分だろう。
尚、このヘリ待機は場所と時間制限があり、その間は敵チームが戦利品アイテムを奪いにくるので過酷な状況になるのが確認できる。遮蔽物を利用した防衛戦はかなり激しく、争奪戦の且つとても熱い戦いになるだろう。
マルチプレイでお馴染みの復活設定「リスポーン」は幾つかのルールが存在するようだ。 汚染地域のDark Zone内で死亡した場合、同エリア内で入手した武器などは、それをを失った状態でリスポーンする。他のプレイヤーを先に攻撃した場合(Rogue/悪党状態とゲーム内では呼ぶ)は、リスポーンに必要な時間が延長される。(ランクの減少などのペナルティが発生する)
Rogue状態は一定時間の経過で回復する。但し、Rogue中に再び他のプレイヤーを攻撃した場合はさらにRogue状態の回復タイマーが延長となるそうだ。
とても気を抜く暇を与えない、プレイヤーにとっては緊張と疲労の両方が体験できそうなTom Clancy's The Divisionはまだまだ隠し要素がありそう。発売時期が近づくと更なる情報が解ると思うが、まだ公開されていない部分にも期待したい。
Tom Clancy's The Division 2015/06/15
Text: Ocean - FM201506
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