サイクリング中の女性が狩猟アクシデントで被弾。命を救ったのはブラジャー

ミリタリーブログサポートチーム

2015年08月19日 12:21


Photo by bikeriderlondon/Shutterstock
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ハンターの放った流れ弾に被弾した女性が、身に着けていたブラジャーのお陰で奇跡的に命拾いする珍事が報じられた。

ドイツ紙 Gadebusch-Rehnaer によると、事件が発生したのはドイツ北部のガーデブッシュ (Gadebusch) と ケッヘルシュトルフ (Köchelstorf) の間に広がる山間部。この地に自転車ツーリングを楽しみに来た夫婦が事件に巻き込まれている。

山の中でイノシシ猟がおこなわれていたことを露も知らない夫婦が、自転車から降りて休んでいたところ、狩猟の銃声を耳にした。その突如、妻 (41 歳) の胸部が鋭い痛みに襲われたと言う。すぐに彼女が胸元を見下ろすと、跳弾によってブラジャー (underwire bra) が外れて垂れ下がっていた。

その後、夫婦は弾を放ったハンターを捜索。近くの山野でそれと思しき人物を発見、夫はハンターに対して発砲時の状況説明を求めたことが伝えられている。

ガーデブッシュ犯罪委員会は過失傷害の疑いで事件を捜査。ハンターはその後、警察による取り調べを受けている。

Photo: Virginia Department of Game and Inland Fisheries
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地元警察の調べによると、弾道の線上にハンターによって撃たれて死んだイノシシが発見されており、女性に当たった弾はイノシシに当たった後に跳ね返ったもので、威力がかなり弱まったものだったと考えられている。

女性によると、厳密にはブラのワイヤー部分では無く、少しソフトな箇所だったとのことだが、いずれにしても神の御加護により命が救われたと、この奇跡的な出来事についてインタビューに応えている。

Gadebusch-Rehnaer 2015/08/07
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