2015年11月30日 19:56
兵士の生命を救ったヘルメットの返還式が、米陸軍の作戦指揮訓練センター (MCTC: Mission Command Training Center) でおこなわれた。
敵が持っていた AK-47 から放たれた 7.62mm の銃弾が、着用していた「ACH (Advanced Combat Helmet, 進化型戦闘ヘルメット) 」を直撃しており、ヘルメット内部をかすめて外に排出されていた。ヘルメットのお陰で、表面上にできた血の塊と、脳震盪により苦しむ程度で済み、九死に一生を得ている。
関連記事:実弾による戦闘と違い、エアソフトを使ったサバイバルゲームでは、こうした心配は勿論無いが、流行の CQB フィールドなど、入り組んだバリケードがある施設では、鉄骨への衝突や、転倒時に頭部を保護する目的からも、一部でヘルメットの着用を推奨する動きもある。
⇒ヘルメット着用で奇跡的に無傷。タリバンのスナイパーにヘッドショットされる米海兵隊員の映像