バジャーオードナンス社がM134ボルトアクション・ライフルをリリース

ミリタリーブログサポートチーム

2016年02月02日 12:40


アメリカのバジャーオードナンス社は、M134コンパクト・プレシジョン・ライフルをリリースした。
銃身長は14.5インチまたは16インチから選択でき、バートライン・バレル社が提供するミディアム・パーマ・バレルが使用されている。

そしてストックは、マナーズ・コンポジット・ストック社が製造したカーボン・ファイバー製のカスタム・ビルドだ。エクステンダブル・ストック・システムにより、バッドプレートを7段階に伸縮可能となっている。

4143スチールのアクションが使用されており、硬化処理されたボルトには6つのラグが用意され、ブリーチを確実に閉鎖する。また、アキュラシー・インターナショナルAWライフルで使用される装弾数10発のボックスマガジンが付属している。

M134ライフルはアクセサリー用レイルを標準装備しているため、ユーザーが自らレイルを用意したり加工の必要はない。ライフルを購入後、スコープや暗視機器といったアクセサリーを搭載すれば完成だ。

アクションに備わったスコープ・マウント用レイルは、削り出しのアクションの一部であるため、リコイルによりマウントベースのネジが緩むといった心配もない。

価格は未定だが、2016年7~9月頃に市場に登場する予定だ。
また、バジャーオードナンス社はYoutubeの同社公式チャンネルにM134ライフルのCM動画を公開した。
しかし、動画の内容が「二人の男が市街地でM134ライフルを使用した狙撃を遂行する」というショッキングなストーリーであることから、犯罪を助長するCMと受け取られかねないかと危惧する声が一部にあるようだ。

TFB 2016/01/27
Text: ポル - FM201602
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