Redray Japan、サバイバルゲーム用途の赤外線銃シリーズ第 1 弾「89 式小銃」を今春にも発売予定

ミリタリーブログサポートチーム

2016年02月03日 11:00

赤外線を使ったサバイバルゲームを模索する「次世代赤外線銃をどうかする研究所 Redray Japan」は、赤外線銃シリーズの第 1 弾として「89 式小銃」を今春にも発売を予定していると発表した。

サバイバルゲームを目指した交戦用基本モデルで、価格は 99,800 円 (税抜)。簡易標的が付属するが、バッテリーや交戦用センサー (簡易センサー 3,000円 / 個 (税抜)、フリッツヘルメットタイプセンサー 13,000円 (税抜) ) 等は別売りとなっている。

なお、先行予約分の限定 5 挺については、89,000 円 (税抜) が設定されており、受付開始は別途発表となっている。当初は 5 挺以上の注文を受けての生産とのことで、月産 20 挺が予定されている。

緒元
全長:916mm
重さ:約3.3kg
バッテリー:8.4v AKタイプ(別売)
発射方式:赤外線LED利用放射式 
屈折方式:光学レンズ利用
最大有効射程:100m (昼間:50m)
有効交戦距離:5~100m
集弾半径:約30cm (15m~100m以下:99%)
装弾数:30発
最大弾倉数:99カートリッジ
年齢制限:無し
推奨年齢:10歳以上(保護者の同伴の元で使用は可能です。)

※発射はセミオートのみ
※マガジンの脱着は出来ません。
※ガワは中華製エアガンです。
本製品では弾を発射せず、また、リモコンと変わらない赤外線を利用していることから、誰でも何処でも安全に運用できる。赤外線銃は、設定次第では交戦距離を長く取ることができる他、受信機との組み合わせによって、従来の体感による自己申告型では無いヒット判定が可能だ。


Redray Japan のブログには、今回の発売予定の発表に先駆けて製品開発に関する情報が掲載されている。それによると、89 式小銃では、命中範囲を絞っており 50 ~ 100 メートルのターゲットに対してシビアな設定をおこなっている。

赤外線式 89 式小銃は、先月末に開催された「ニコニコ闘会議 2016」に展示されており、交戦距離 100 メートルが謳われている。エアソフトを使ったサバイバルゲームの場合、野戦フィールドや CQB フィールドなど、フィールドの特性にもよるが、概して主な交戦距離は 15 ~ 30 メートル程度であることと比較すると、かなりの長距離であることが分かる。

また、マガジンから出ているコードを繋げることで、ヘッドホンやスピーカーと連携して銃声を伴う迫力の射撃を楽しむことが可能としている。

BB 弾を用いたエアソフトとは違った楽しみ方が広がる赤外線銃は、今後のサバイバルゲーム業界において、大きな潮流になる可能性を秘めている。現在開発を手掛けているメーカー各社の動向にも注目が集まる。

Redray Japan 2016/02/01
関連記事