第 55 回 静岡ホビーショー 取材レポート その他

ミリタリーブログサポートチーム

2016年05月13日 19:37

静岡ホビーショーには日本中の模型メーカーが集まり、内外メディアや小売ショップの注目を集めている。前記事に引き続き、会場で見かけた銃・エアソフトガン関連の新製品を紹介していく。
クラウンモデルのブース。鉄道模型やその他プラモデルのほか、10歳以上用向けエアソフトガンのラインアップが豊富な老舗である。


往年の名銃「UXスーパー9」を引き継ぐ「スーパーライフルU10ジュニア」の展示。


「ポケットハンドガン」シリーズの「P2000」。これらも展示され手にとって見ることができる。


また試射レンジがブース内にあり、一部製品は実際に射撃することができた。


こちらは12月発売予定の「フルオートコンパクト電動エアガン」。


アルカリ電池を使用しセミフル切り替えが可能。可変ホップで25m以上飛ばすことが出来る。


そしてクラウンの代名詞的製品といっても過言ではないエアリボルバー。10歳以上用向けラインアップは、現行のマットな仕上げからこちらのメタルっぽい外見に変更になって7月以降に再発売となる。


またスピードローダーも現在開発中。こちらはテストショットのプラ部品だけを組んだ参考品とのこと。


完成版ではベアリングとスプリングでクリック感のある動きになり、表面仕上げも変更される。予価980円とのこと。こうしたアクセサリがあると遊びの幅が広がる。


軍艦や戦車、戦闘機といった「ミリタリーもの」だけでなく「艦隊これくしょん」「マクロスΔ(デルタ)」といったミリタリーテーマのゲームやアニメ作品関連まで含めると出展メーカーの9割がなにかしらミリタリー関連の出品があるので、見て回るのが面白い。


トミーテックでは1/12スケールの銃器パーツやアクセサリで展開する「リトルアーモリー」を展示。


リトルアーモリー・ガールである新世紀ぺこさん。


制作進行中の「カワサキKLX250」などや新製品のボックスアート、またコラボイベント開催中のゲーム「シューティングガール」PVなどが公開されていた。


エアガンユーザーにはLi-Poバッテリー用高性能充電器メーカーとしての知名度が高いHi-Tecが「クリスタルガン」を出品していた。


こちらは「M4-STORM CQB type」見た目は少しデフォルメされた電動エアソフトガンという感じである。


「クリスタルガン」ではBB弾ではなくゲル弾を使用する。袋に入った粉末をビンに入れ水を注ぐと、このように吸水して膨らむ仕組み。


バイポッドとサプレッサーを備えた「M4-STORM Folding Stock type」


短い「M4-STORM Attacker type」いずれもスコープが載っているように見えるが実際は自重落下式のマガジンで、ここにゲル弾を入れる。


以外と凝ったディティールになっている。レールは20mmなので様々なアクセサリを乗せて遊ぶこともできる。フルオート射撃もできるが連射速度はそれほど高くない。ゲル弾は辺りを着色で汚すことはなく、少し乾燥するとほうきで掃き取ることができるくらいに粉っぽくなる。弾速もそれほどではないので気軽に遊ぶことができそうだ。

Photo & Text: Chaka (@dna_chaka)
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。

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