【ARアクセサリ】AAC から変型 Key-Mod の SQUAREDROP ハンドガードが新登場
AAC(Advanced Armament Corp.)というメーカーはご存知でしょうか。
元々はサプレッサーやマズルデバイスのメーカーでしたが、2010年前にレミントンディフェンスと共同で.300ブラックアウト(300BLK)という7.62x35mmのカートリッジを開発。「バレルを変えるだけでARで7.62mmが撃てる」と大ヒットしました。
その後300BLK用のMPW(Multi Purpose Weapon)をコンプリートカービンとして発売。組み込まれたハンドガードはナイツのURX3でした。
しかし2015年のSHOTSHOWで同社のブースにあったのは見慣れないハンドガードのMPW。
AACオリジナルのハンドガードでKey-Mod独特の雪だるま型のホールが涙滴型に!
メーカーの人に聞いたところ「Key-Modピンの固定は問題なく可能だよ。これは最終段階のプロトタイプだけど来年くらいまでには製品化する」とのことで、個人的にも期待していました。
そしてやっと発売されたそのハンドガードが「SQUAREDROP HANDGUARD」。
アルミ合金製でブラックアナダイズドコーティング、外径は1.75インチ(約44.4mm)。
8インチ、11.2インチ、13.5インチの3種類がラインナップされ、価格は179.99USドル(専用レンチが付属)。
フリーフロートの固定方法は独特です。
Thumbuckleという「ネジ式突っ張り棒」のようなパーツでバレルナットへ固定。SHOTSHOWで展示品を触った限りはガタは一切ありませんでした。
とりあえずハンドガード単体として発売されましたが、追ってコンプリートカービンやコンプリートアッパーにも組み込まれると思われます。
民間市場での300BLKの人気もあって、今後はこのハンドガードが組まれたカスタムARの画像を見かける機会が増えるかもしれません。
Text: 乾宗一郎 - FM201610
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