米空軍特殊作戦軍、クリスティーニ・テクノロジー社の全輪駆動バイクを選定

ミリタリーブログサポートチーム

2016年10月21日 10:34


Photo: CHRISTINI AWD 450 Military Edition
クリスティーニ・テクノロジー社(Christini Technologies Inc・・・CTI)は、全輪駆動バイク450Eの軍用仕様を空軍特殊部隊に納入することを発表した。同社は、すでに米海軍、国境警備隊、英軍、UAE、ヨルダン、その他NATO諸国に納入実績がある。

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クリスティーニ全輪駆動バイクは、フェイエットヴィルの戦術機動訓練場(Tactical Mobility Training )で、下士官向けにオフロードでの走行訓練や保守・整備訓練が実施された。この訓練施設は、過去10年間で多くの空軍特殊部隊の車両の運用をともなった訓練を行い、中東やアフリカ地域へ多くの兵士を送り出した実績のある訓練場である。


Photo: via Christini Technologies Inc (CTI)
この訓練施設の平地・砂漠、都市部、さらに山間部を模した試験場で、クリスティーニ全輪駆動バイク200台が試験運用された結果、空軍特殊部隊の過酷な要求、つまり、「馬のようにどんな道でも走破できる」 を十分に満たすことが証明された。

同社CEO、スティーブ・クリスティーニは、「空軍特殊部隊は、後輪駆動バイクの選択肢も持っていたが、当社の全輪駆動バイクが彼らの要求に合っており、もっとも過酷な環境でも安全で最高のパフォーマンスで運用できることを認めた」、「空軍に最高の作戦遂行能力を提供できたことを誇りに思います」。とコメントしている。

Text: 友清仁 - FM201610
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