ドイツ地方警察がダーイッシュ (IS) 対テロ用の新装備を購入

ミリタリーブログサポートチーム

2016年11月15日 13:35


Photo: via Polizei Hamburg official SNS accounts
ドイツ北部のハンブルグ警察が、総額 450 万ユーロ (=約 5 億 2,000 万円) の予算を投じて、新たなダーイッシュ (Daesh, IS, Islamic State, ISIL, ISIS) 向けの対テロ用装備一式を購入した。
ラルフ・メイヤー (Ralf Martin Meyer) 同警察署長列席による記者会見の中で、国産ヘーネル社 (C.G. Haenel GmbH) 製アサルトライフルをはじめ、防弾ヘルメット、ボディーアーマーを身に着けた拘束部隊 (BFE: Beweissicherungs- und Festnahmeeinheit) オフィサーの展示がおこなわれている。

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Photo: Semi-Automatic Rifle CR223 / Haenel
同警察では、今年 7 月にアサルトライフルやサブマシンガンなど 280 挺ほどの武器を発注していた。

また同警察の BFE では、警察部隊による対テロ作戦実行時に投入する「サバイバーワン (Survivor 1) 」なる装甲兵員輸送車輌も併せて購入している。この車両は、化学・生物・核物質による不測の攻撃を受けた際に、乗員を防護する能力を持っている。

サバイバーワンのテクニカルデータは以下の通り。
排気量:6.6 リットル
出力:230 馬力
重量:9,800 キログラム
全長:6 メートル
駆動方式:全輪駆動

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