エクソスケルトンに特徴を持つロシア第3世代「ラートニク」コンバットギア

ミリタリーブログサポートチーム

2016年11月29日 12:42

ロシア大手通信社タス通信によると、中央科学精密機械建造研究所(Precision Machine Building …TsNIITochMash/デジニトクマッシ)が、第3世代ボディ・アーマー「Ratink(ラトニク)」のプロトタイプが完成したようである。

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Photo: Mikhail Voskresenskiy/RIA Novosti
この新型アーマーは、電力・水圧などで作動するヒンジ(蝶番)により、着用している兵士の肉体的能力を増大させることができる。また、これらの装置が兵士の体に取り付けられているのでもなければ、ワイヤーで結ばれているわけでもない。あくまでも独立した装置として機能する。このボディー・アーマーにより、兵士の筋肉・関節の負荷を軽減し、負傷を減らすことができる。

ドミトリー・シミゾロフ(デジニトクマッシCEO)は、第3世代ボディ・アーマーは、5-7年以内に製品化されるという。このボディ・アーマーにくわえ、バイザーかゴーグルに情報・標的認識装置などを取り付ける予定だという。

The “Ratnik” body armor


Text: 友清仁 - FM201611
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