Nerf仕様となったファンメイドのM2重機関銃

ミリタリーブログサポートチーム

2016年11月30日 15:04


Capture screen: 김동석 FaceBook page
個人製作によるNerf仕様のM2重機関銃が、FaceBookページに掲載されています。下記にて動画を貼り付けておきましたので、まずはそちらをご覧ください。
製作したのは韓国のマニアだそうで、やや小振りなもののM2独特のフォルムをよく再現していると思います。

Capture screen: 김동석 FaceBook page
機関部はレーザーカットのアクリル板と3Dプリンタ製、モーターでピストンを駆動してダーツ(Nerfのスポンジ弾)を発射する仕組みとのこと。

Capture screen: 김동석 FaceBook page
電動ガンのセクターギアのような構造でコッキングを発射を行います。

このM2のキモともいえるのがこのフライホイール。

Capture screen: 김동석 FaceBook page
ピッチングマシンのようにローラーで挟んでダーツを加速!
このためピストンとフライホイール用に2つのモーターを装備し、それぞれ別個のリポバッテリーで駆動します。
なお、給弾はベルトリンクではなく信頼性を重視したマガジン方式、というか九二式重機関銃の保弾板のような構造。トリガーもちゃんとレバー式です。

Capture screen: 김동석 FaceBook page


そして試射の様子を見ると、NERFとは思えないハイパワーっぷり!

Capture screen: 김동석 FaceBook page
加速用のフライホイールが効果的に働いているようです。

レーザー加工機や3Dプリンタによって、個人でも精度の高いトイガンが作れるようになった昨今、あえてNerfで!というのがおもしろいところではないでしょうか。

Text: 乾宗一郎 - FM201612
関連記事