モダン戦闘ヘルメットの拡張性を高める TNVC のモホーク・カウンターウェイト・システム

ミリタリーブログサポートチーム

2016年12月02日 13:51


Photo: TNVC Mohawk Counterweight
ヘルメットが頭部を防護するだけのものであったのは、今となってはもう昔の話。現在主流となっているモダン戦闘ヘルメットは、ナイトビジョン装置の取り付けおよびその電源供給だけでなく、足元を照らすためのガイドライトや、敵味方識別のためのストロボビーコン、各種電子デバイス用の予備バッテリーホルダーなど、様々な拡張性が要求されている。
そして今回 TNVC から新たに発売される「モホーク (Mohawk) ヘルメット・アクセサリー・リテンション・カウンターウェイト・システム」は、そんな現代の戦闘ヘルメットに要求される機能を満たす製品となっている。


Photo: TNVC Mohawk Mk1 (L), Mk2 (R) Counterweight
形状は「モホーク」の名が示す通りの「モヒカン」。バンジーコードを使ったリテンションコードによって、頭部に取り付ける S&S プレシジョン マンタやコアサバイバル ヘルスターなどのストロボライトが不用意に落下しないような配慮がなされている。


Photo: TNVC Mohawk Counterweight
また、T 字型の後端部には、ヘルメット前部に装着されるナイトビジョンの重さを相殺するための、カウンターウェイト用ポーチを配している。

TNVC Mohawk Mk1 では、CR123 や AA (単三) バッテリーを固定するエラスティックバンド式のホルダーを内蔵するだけでなく、それに代わって様々なアウトドアシーンで活躍するマルチツールを収納することも可能。加えてポーチの外装上部にもバッテリーを固定するためのエラスティックバンドが配されており、緊急度に応じて使い分けることができそうだ。

ANVIS バッテリーボックスに専用設計されたポーチを有する TNVC Mohawk Mk2 も同時にラインナップしている。

本国での価格はいずれも 59.99 ドル (=約 6,800 円) となっている。
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