カラシニコフ・コンツェルンが中国で「カラシニコフ」「AK-74」の商標を登録

ミリタリーブログサポートチーム

2017年01月12日 19:41


Image: Kalashnikov Facebook Page
2013年経営不振に陥っていたイズマッシュ社とイジェメック社が合併して誕生した「カラシニコフ・コンツェルン」。経営の健全化に向けた施策の1つ「輸出の強化」に向けて、今回「カラシニコフ」「AK-74」の2つが「13類(火器及び火工品)」ならびに「28類(がん具、遊戯用具及び運動用具)」として中国国家工商行政管理総局に商標登録された。

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世界で最も大量に生産された工業製品・AK-47という製品を擁しながらイズマッシュ社が経営破綻に陥った原因の1つに海外メーカーの製造ライセンスの監視の不備がある。

以前に「カラシニコフ」「AK-47」の一部商標を取得していた「M.T.カラシニコフ」社はAK-47の設計者ミハイル・カラシニコフの親族が経営する企業であるが、これと裁判で争い国外での商標使用権を認めさせるなど、数年前から商標や特許などの知的財産の整理と保護が進められている。

Source: Концерн "Калашников" зарегистрировал товарные знаки Kalashnikov и AK-74 в Китае - L!FE.ru
Kalashnikov’s heirs to oppose the ‘AK-47’ trademark in Russia | Russian Patents and Trademarks | News & Insights

Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201701
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。

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