米空軍が特殊なドローン捕獲用のショットガンシェル「スカイネット Mi-5」を購入

ミリタリーブログサポートチーム

2017年03月14日 13:51


Photo from ALS
米空軍のライフルサイクル管理センター(AFLCMC: Air Force Life Cycle Management Center)は1月31日、フロリダ州テイラー郡に本社を置くALS社(AMTEC Less-Lethal Systems, Inc.)から、12ゲージショットガンに対応するスカイネット(SkyNet)Mi-5シェル×600発を調達。その評価試験を実施し、購入する計画にあることを発表した。

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スカイネットMi-5シェルには、5つの金属片が仕込まれており、それぞれの金属片は高強度のコードによって円形に繋がれている。発射と同時にこれら金属片が分離し、投網の要領で上空を飛行するドローンの捕縛をおこなうというもの。

簡単・手軽に入手ができる小型の家庭用ドローンを使った爆発物・危険物運搬などの脅威に対抗することが挙げられる。

Advanced Ballistic Concepts Presents Skynet™ Drone Defense™

40㎜グレネードランチャー対応の場合は、直径9フィート(=約274センチメートル)に、12ゲージショットガン対応の場合は、直径6フィート(=約183センチメートル)に広がる。

U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Damon Kasberg/Released
This photo is for illustration purposes only.
空軍は、レミントン社のModel 870ショットガンを利用するとしており、テストの結果が良好であれば、改めて6,400発の購入をおこなうようだ。
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