ロシア軍次期自動小銃は「AK-12とAEK-971を両方採用」副首相がコメント

ミリタリーブログサポートチーム

2017年03月15日 17:59


Photo: AK-12
ロシア連邦政府副首相のドミトリー・ロゴージンは、先日インターファクス紙のインタビューを受け、次期個人装備システム「ラートニク(Ratnik)」で採用される自動小銃について問われた際に「片方が勝ち、片方が負けてどちらかを選ぶ、ということはない」と、双方を採用することを示唆する回答を行った。

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Photo: AEK-971
「AK-12」と「AEK-971」は、コンペ当初から激しい競争が続いている。ロゴージン副首相は「兵士の役割に応じて様々なライフルを採用する」と語り、よりコスト安で拡張性に富むAK-12は大量の配備が必要な一般部隊に、やや複雑なメカをもつものの命中精度の高いAEK-971は特殊部隊や国境警備隊にを対象とするなどの使いわけを行うと語っている。両小銃はいずれとも2017年後半に配備開始の予定。

Source: Дмитрий Рогозин: не представляю, как с Россией можно разговаривать с позиции силы

Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201703
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。

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