元ネタ、俺。架空設定装備を軸とした異色のゲームイベント「FICTION WARRIOR」が開催

ミリタリーブログサポートチーム

2017年06月26日 20:30

2017年6月25日、千葉県酒々井町のOPERATION FREEDOMにおいてゲームイベント「FICTION WARRIOR」が開催された。
専門誌『PEACE COMBAT』とミリタリーテイラー「x115xTAYLOR」の共催によるもので、フォトセッション+ゲームイベントというちょっと変わったイベントとなる。
何よりドレスコードが「架空の軍や部隊、PMC、工作員など、ゲームや映画、実在の軍隊・兵士を再現しないスタイリング」というのがポイント。再現コスではなく「自分がカッコいいと思うスタイリング」なのだ。
あいにくの雨模様ながら約130人もの装備好きが集まったこのイベントをレポートする。

まずこちらが進行を務めるx115xTAYLORの代表・黒木氏。
ゲームはリアルカウントオンリーで1時間のロングゲームが午前と午後に各1回ずつ。無限復活で1時間戦い続けるというかなりハードなルールでもある。ちなみにゲーム以外の時間は撮影タイムと設定されている。

朝からの雨もイベント開始の10時過ぎには何とか小康状態に。
皆さんこのスキに!と急いで準備を行っていたのが印象的。



ということでゲームの様子。
各自1時間のロングゲームということを意識していたのか開幕ダッシュはほぼゼロ。その代わり、通常のゲームでは見られない光景がそこかしこで繰り広げられた。

M82バレットのスナイピングチームも登場。

フレックパターンのプレートキャリアはかなり珍しいのでは?


全体的に擬装に注力したスタイリングが多かったように見受けられた。

こちらにもバレットの電動ガンを持ち込んだ人を発見。
長くても重くてもコイツを使うんだ!という心意気がナイス。

中身までみっちり詰まったメディックバックを拝見。
「液体を入れなければそんなに重くないですよ」とのこと。

普段のゲームでは使いにくいロマン武器がそこかしこで見られるのもこのゲームの特徴と言える。

しまいにはこんな小芝居まで!
参加者はワリと空気を読むので、こういうことをしている間はBB弾が飛んでこないのが素晴らしい!

ガスボルトアクションのKar98kがメインアームとはスゴい。
そしてこれで普通にヒットを取っていたのもスゴい。

セーフティエリアには『PEACE COMBAT』誌の表紙をイメージした撮影用バックが。
また、Instagram風の手持ち用ワクも用意されていた。
これらのアイテムを自由に使えるだけでなく、通りかかったプロカメラマンに撮影をお願いできるなど「お気に入りの装備をカッコよく撮影する」というコンセプトがあちこちに現れていた。

加えてお昼休みと閉会式にてベストドレッサーをアワード。
多くの参加者の中から「これは!」というスタイリングを選ぶという企画だ。
豪華な賞品も贈られるため非常に盛り上がったのは言うまでもない。

また、提供商品など一部のアイテムはジャンケン大会による争奪戦に。
最後の最後に電動ガンをゲットした人はこちらの参加者。
というわけで途中若干の雨に見舞われながらも、第一回「FICTION WARRIOR」は無事に終了した。

このイベントはサバゲーイベントでありながらゲームのプライオリティはそれほど高くなく、撮影を含めて「みんなで楽しむ」という点に主旨が置かれていたのは上記の通り。中には「最初から最後までずーっと撮影タイムでもアリかな」という声もチラホラと。
主催の『PEACE COMBAT』や「x115xTAYLOR」によると、今回のイベントは募集の段階から非常に好評だったらしく、第2回以降の開催も期待が持てそうだという。
サバゲの装備にこだわる人は多いと思うが、たまにはこんなオリジナルスタイリングで楽しんでみてはいかがだろうか。

「FICTION WARRIOR」におけるその他の画像は、下記ミリブロ公式FaceBookアカウントにて公開しているので要チェック。


Text & Photo: 乾宗一郎
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