「リボルバーの神様」の娘が、IPSCライフル・ワールドシュートでオープンレディース1位を獲得

ミリタリーブログサポートチーム

2017年07月04日 14:48


Photo from Lena Miculek official FaceBook
速度と精度、パワーの3つを競うプラクティカル(訳:現実的な、実践的な)射撃競技がIPSC。そのライフル部門の世界一を決める「ワールドシュート」が先日はじめてロシアで開催された。
オーバーオール7位となったトゥッカ・ヨキネンの射撃。単なる速さではなく、ターゲットのヒット位置に応じた得点をタイムで割った「ヒットファクター」を競うため、精度と速度の両立が求められる。
Tuukka, IPSC Rifle World Shoot 2017 - YouTube

40カ国・591人が30ステージで熱い戦いを繰り広げ、そのオープンディビジョンのレディーストップをレナ・ミチュレック(Lena Miculek)が獲得した。

Photo from Lena Miculek official FaceBook
レナ・ミチュレックは「リボルバーの神様」ジェリー・ミチュレック(Jerry Miculek)の娘。アメリカの3Gun競技でも活躍しているが、今回のワールドシュートではオープン部門レディースに加え、レディースのチーム部門でも1位、男子を交えた総合順位でも20位に入る健闘を見せた。

レナ・ミチュレックのワールドシリーズ装備は、シグ社のARクローン、M400・プレデターにVortex社のオプティクスを搭載している。

なお父親のジェリー・ミチュレックもオープン部門のスーパーシニア1位を獲得。ミチュレック・ファミリーで6つのメダルを獲得している。
Tuukka, IPSC Rifle World Shoot 2017 - YouTube

Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201707
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。

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