グリップの根元から折り畳め、携帯電話サイズへコンパクト化。「Full Conceal M3 - Glock 19」

ミリタリーブログサポートチーム

2017年08月02日 19:20

銃を隠して他人に見えないよう携帯する、いわゆる「コンシールド・キャリー」関連の製品を手掛けている「フル・コンシール(Full Conceal)」から、実銃グロック19をベースとした独創的な製品が発売される。

関連記事:
【実銃アクセサリ】携帯性を重視した超コンパクトなグロックフレーム「FC-G17」

Photo from Full Conceal
「Full Conceal M3 - Glock 19」と名付けられ、特許出願中のこの製品。9mm弾×23発の収納を可能とながらも、携帯電話ほどのサイズへとコンパクトに折り畳めることが最大の特徴となっている。


Photo from Full Conceal


Photo from Full Conceal
コンパクト化のカギを握っているのが、グリップ部分でぶった切られたその構造にあり、トリガーガードが折り畳み時にヒンジの役割を担っている。そしてその簡単な操作によって、本来のピストルとして成立した形状に戻すことができる。

現在のところまだ「プロトタイプ」に過ぎないため、実射時の強度面での不安を払拭するためにも、素材や機能性、デザインさえも変更の余地を秘めているようだ。

一方でメーカー側は公式サイトを通じて、早くもプレオーダーを受け付けている。
関連記事