カラシニコフ純正の電動ガンが間もなく登場。専門家による解説PVも公開

ミリタリーブログサポートチーム

2017年08月09日 12:27

ロシア最大の銃器メーカー・カラシニコフ・コンツェルン(Kalashnikov Concern)が「自社ブランド」で発売する電動ガンを紹介する動画をアップした。

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価格や販売時期といった詳細は未発表だが、このムービーで分かる限りのポイントを紹介していこう。

Screen shot from Kalashnikov Concern official YouTube channel
まずモデルアップされるのは5.45x39mmのAK74系。

Screen shot from Kalashnikov Concern official YouTube channel
画像で見る限り「AK74M」だろうか。

この画像で見るとレシーバー下面にオリジナルのマーキングが。

Screen shot from Kalashnikov Concern official YouTube channel
「K AR1」「cal:6.0mm」「MADE IN RUSSIA」と視認できる。
オリジナルマーキングを残念と思うべきか、目立たない場所にあるのを喜ぶべきか・・・。

レシーバーやボルトも非常にキレイな仕上がり。

Screen shot from Kalashnikov Concern official YouTube channel
昨今のカラシニコフ製の正規品、特に輸出モデルは非常に仕上げがよく、リアルな作りといえる。レシーバーやアウターバレルなどの素材は実銃同様のスチール。

気になる中身は・・・

Screen shot from Kalashnikov Concern official YouTube channel
スタンダード電動ガンのver.3メカボックスと思われる。
HOPチャンバーも一般的なAK電動ガンと同じもののようだ。

Screen shot from Kalashnikov Concern official YouTube channel
目新しさはないが熟成されたメカニズムによって実銃さながらの高い信頼性が期待できる。

実射に関してもかなり軽快な印象。

Screen shot from Kalashnikov Concern official YouTube channel
動画ではフルパワー仕様のようだがセミ・フルともサクサクと動作。
ワザと地面にブン投げるようなシーンもあったが、そのまま変わりなく撃ち続けていた。

とにかく本家の実銃メーカーがエアソフト業界に参入するということ自体マニアにとってはたまらないもの。何と言っても本家のお墨付きとなるエアガンだ。
日本国内への導入はまだ未定だが、正式販売を望む人は多いだろう。

Text: 乾宗一郎 - FM201708
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