サバイバルゲームシーンで新たなアイデアを形にし続けている「ライブラ・インダストリーズ(Libra Industries)」より、待望の新製品「グリードマガジンポーチ」が登場。
使用する銃を変える毎に必要となるマガジンポーチは、コスト面だけでなくその取り換えの煩わしさも面倒なもの…。そんな悩みに応えるべく、ライブラ・インダストリーズが生み出した「実用新案」取得済(特許庁登録 実用新案第3213172号)のこのマガジンポーチでは、様々な形状をした弾倉にも対応できるその「汎用性の高さ」がウリだ。
上記の写真をご覧頂ければお分かりの通り、5.56mm弾、7.62mm弾、ショットシェルまで市場に出回っている大部分のエアソフト用マガジンを、1種類のポーチで賄ってしまうほどの汎用性を誇っている。
また、YKK製の新型ファステックスを採用したことにより、ゴム紐のテンションを使ってワンプッシュでフラップを開放できる点も見逃せない。
フラップのテンションは、ゴム紐の長さを調整することで変更可能。
高い汎用性を誇るその秘密を見てみよう。
まずはご覧の通り、5.56mmマガジンではスペースに大きなゆとりを出してしまっている。
これをどうやって快適なテンションと共に収納させるのか・・・?
ポーチ内部をみてみると、その内側にはもう1枚ベロ状となったパーツが用意されていることが分かる。そしてその先端にはマジックテープが仕掛けられており、ポーチの底部と引っ付く仕様になっている。
この仕組みが認められ、特許庁の実用新案を取得している。
そしてこの内袋にスポンジやウレタンなど、プレイヤーの好みに応じて挿入させることで、マガジンの保持感覚を調整することができる。
カイデックスのマガジンポーチでは、どうしてもそのマガジン専用設計となっているために、汎用性を持つことができない。一方でこのライブラのグリードマガジンでは、その名の通りの欲張りな仕様となっており、用途に応じて自由にカスタマイズが可能だ。
「カスタマイズ」とは言っても、それほどの作業でもない。あっという間に程よい膨らみを持ったマガジンポーチが完成する。
先ほどのマガジンを挿入させてみると、適度にホールドされていた。もちろん、「もっと抜き易く」や、逆に「もっときつくして落ちにくいように…」といった調整も自由自在。
ポーチ底部を袋状にしないことで、BB弾が抜け落ち易くなるよう配慮されている。
テンションの掛け方においては、インサートの形状によっても異なってくる。例えばポーチの入口付近にインサートの厚みを集中させることで傾きを付けて、リロードする際、サポートハンドでの掴みを良くするといったこともできる。
また、意外とこの種のポーチでよく使われているのが、水分補給用の「ペットボトルホルダー」としての利用。ゴム紐のフラップをファステックスへ固定するまでに2回捻って「輪っか」状態を作り、そこにペットボトルの先端を突っ込み固定するか、または写真のように「Oリング」を用意し、通すことで固定するといった活用方法もある。市販されている500mlペットボトルはもちろん、それよりも少し大型規格の660mlボトルにも対応している。(写真は660mlボトル)
そしてグリードマガジンポーチには、探すと中々見つからないサブマシンガン用もラインナップに含まれている。上記写真をご覧の通り、MP5、MP7、トンプソン、P90と種類を選ぶ事もなければ、自身でインサート調節することでベストフィットを得ることができる。
また、ハンドガン用ポーチの発売も近日に控えている。
如何だっただろうか?
汎用性の高さはユーザー側だけでなく、商品を取り扱うショップ側にも嬉しいところ。
サバイバルゲーマー注目のグリードマガジンポーチは、ブラック、OD、TAN、CB、陸自迷彩の5カラー展開。価格は3,300円~4,320円(税別。サイズ・カラーによって異なる)で、全国のミリタリーショップ、サバイバルゲームグッズ専門店で発売開始。