2017年12月12日 12:03
8日、バージニア州フェアファックス郡フォート・ベルボアで新装備の試作開発とその調達を担っている陸軍「PEO(Program Executive Office)ソルジャー」が、メディア会合を開催。改良版となった「熱帯地向け戦闘服(Hot Weather Combat Uniform)」とバージョン2となった「ジャングル戦闘ブーツ(Jungle Combat Boots)」を展示した。
Photo from PEO Soldier
展示された熱帯地向け新型戦闘服のジャケットを見てみると、「襟」と「胸ポケット」が無く、ショルダーポケットにボタン留めが配されている。布地の「層(レイヤー)」と「縫い目(シーム)」を減らすことで、吸水を防ぎ、速乾性に貢献するだけでなく、体温や湿気を保ちにくい工夫が具現化されている。
Photo from PEO Soldier
Photo from PEO Soldier
次にズボンを見てみると、現場の意見を反映し、蛭(ヒル)や蚊など熱帯地に生息する害虫対策として、足首を保護するメッシュ製の「アンクルラップ」が巻かれている。
Photo Credit: U.S. Army photo by Devon L. Suits
ジャングルブーツでは、V1、McRae、Altama、Rocky、Bates、Bellevilleの6種が展示されていた。
Photo from PEO Soldier