レーザー照射×4で「コラテラルダメージ」の低減を狙う。ショットガン用レフレックス・サイト『Quad Safe』

ミリタリーブログサポートチーム

2018年01月25日 14:30


Photo from Kruger Optical
米ラスベガスで開催中の銃器展示会「USショットショー」において、クルーガー・オプティカル(Kruger Optical)が4つのレーザーを照射するショットガン用ドットサイト「クウォッド・セイフ レーザー・リフレックス・サイト(Quad Safe Laser Reflex Sight)」を発表した。

Photo from Kruger Optical
オレゴン州プラインビルのオーココ・アームズ(Ochoco Arms)と提携したもので、ショットガン運用時における「巻き添え被害(コラテラルダメージ)」の軽減が目的。ホームディフェンスおよび法執行機関による住宅街での利用を想定している。


Photo from Kruger Optical
クウォッド・セイフは特許取得済み(U.S. Patent 8,459,822)のデザインとなっており、標準的なレッド・ドット・レティクルと、ショットガンの着弾範囲を示す4つのレーザー照射機能を持つ。レーザーは、銃のチョーク設定に対応するように較正ができる他、その電源が独立しており、明るさ・精度補正共に個別調整を可能としている。製品諸元は以下の通り。

• 1x compact reflex sight.
• 3 MOA dot size.
• Parallax free to 50 yards.
• Impact tested to 750 g for 1,000 cycles.
• Windage/elevation adjustment to +/-50 MOA.
• Illuminated reticle with 8 brightness levels; CR2 battery.

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