2018年02月09日 18:13
「既存のボディアーマーを貫通できること」を掲げた7.62mm ICSR(過渡的小銃)計画が頓挫したことは記憶に新しい。高性能徹甲弾「XM1158 ADVAP(Advanced Armor Piercing)」はこのICSRの性能のキーとなる予定であったが、その構成の一端が明らかになった。
Photo from U.S. Army PEO Soldier Live.
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ピカティニー造兵廠の機関紙「The Picatinny Voice」1月12日号に掲載された記事によれば、XM1158 ADVAP(先進貫通弾)はM80A1 EPR(性能増強弾)で得られたデータを元に開発されたタングステン弾芯の弾薬であるとのこと。XM1158の構成については様々な憶測があったが、性能の基本である弾芯の材質がこれではっきりとした。
Photo from Picatinny Voice
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。