2018年04月20日 11:44
フランス国家警察特殊部隊『RAID(Research, Assistance, Intervention, Deterrence / 調査・救援・介入・抑止)』が「空飛ぶ球体偵察ロボット」を新たに採用したことが分かった。開発元であるスイスのスタートアップ、『フライアビリティ(Flyability)』社が17日付けプレスリリースで明らかにしている。
Photo from Flyability
Flyability presentation - Elios, the collision-tolerant drone for industrial inspection通常の回転翼機と同様に、空中での移動やホバリングによる静止飛行は勿論のこと、ローターブレードの衝突を気にすることの無い設計となっているため、小さな隙間へも難なく侵入ができる。また時には、地面を転がりながら移動することさえも可能となる。こうした閉鎖空間での逞しい機動力が買われ、これまで中東・欧州における幾つかの法執行機関所属の特殊部隊員らの間でも既に運用が進んでいるとのこと。