CMPが米陸軍『ナインティーン・イレブン(1911)』ピストルの民間への払い下げ価格を発表

ミリタリーブログサポートチーム

2018年05月10日 19:11


U.S. Army photo by Staff Sgt. Jill Fischer
This photo is for illustrative purposes only.
米国の「国防授権法(NDAA: National Defense Authorization Act)」に基づきお役御免となった『1911』ピストルについて、陸軍長官がひとまず8,000挺を『民間射撃技術プログラム(CMP: Civilian Marksmanship Program)』を通じて、今会計年度で放出することを承認した。

Photo from Civilian Marksmanship Program (CMP)
CMPは1906年に軍の外郭団体として生まれ、1996年に民営となった非営利組織。銃の安全な取扱と射撃競技の普及を目指しているが、その一環として陸軍から払い下げられた銃器の販売をおこなっている。

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Photo by Sgt. Alicia R. Leaders
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長官の承認と併せてCMPは、9日付けのプレスリリースにおいて「銃の状態」に応じて、①サービスグレード:1,050ドル(=約11.5万円)、②フィールドグレード:950ドル(=約10.5万円)、③ラックグレード:850ドル(=約9.4万円)と3段階の値付けと、④競売グレードと名付けてオークションに出品することも発表している。
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