アフガニスタン展開中の英陸軍特殊部隊「SAS」が『羊飼い』に扮してテロリストに近付き襲撃。20名を排除

ミリタリーブログサポートチーム

2018年05月28日 18:32


Photo by Master Sgt. Keith Brown
This photo is for illustrative purposes only.
英陸軍特殊部隊「SAS(Special Air Service)」の精鋭隊員が今年3月、アフガニスタン東部の対テロ作戦実行のため展開。「羊飼い」に扮して襲撃するという、映画さながらの大胆な作戦を成功裏に収めていたことが分かった。
SASの英雄的活躍についてそのプロパガンダ報道を得意とし、定期配信中の国内タブロイド「デイリースター」をソースとして拡散されている。

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作戦に参加したSASの隊員は10名以上。ターゲットは軍・警察関係機関を相手に襲撃活動を繰り返している「イスラム国ホラサン(IS-K: Islamic State Khorasan)」の武装テロリスト。その多くは外国人で構成されていたようだ。

SASの隊員らは、羊を売りさばきに来た現地民の格好に扮し、首尾よく敵に気付かれぬよう侵入。その後、武装したテロリスト目掛けて銃弾を浴びせたという。銃撃は3時間に渡って続き、20名ほどの敵排除に成功していると伝えられている。

作戦には、米軍特殊部隊とアフガニスタン軍のコマンドー部隊が協力しており、SAS一行を追撃するテロリストの魔の手が近付いた際には、武装ドローンによる近接航空支援がおこなわれた由。
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