H&K社とOrbital ATK社がXM25エアバーストグレネードランチャー開発遅延訴訟について和解

ミリタリーブログサポートチーム

2018年07月27日 14:22

米航空宇宙防衛企業のオービタルATK社(Orbital ATK Inc)が、共同開発の相手であったドイツのH&K社に対し2,700万ドル(=約30億4,000万円)を超える損害賠償を求めていた訴訟について、H&K社がオービタル社に合計750万ドル(=約8億5千万円)を3回に分けて支払うことに合意し和解に至った。
オービタルATK社はH&K社と共同でXM25空中炸裂式グレネードランチャーの開発にあたっていた。しかしH&K社がXM25のプロトタイプ20丁をオービタル社に納入することができなかったため、アメリカ陸軍はオービタル社との契約を解除。オービタル社はこの損害の補償を求めてH&K社を訴えていた。

参考:
米陸軍の「XM25」計画でオービタルATKとH&K社が対立。計画が暗礁に乗り上げた内情が明らかに - ミリブロNews
米陸軍が「XM25」遮蔽標的対処交戦システム計画のオービタルATKとの契約を打ち切りに - ミリブロNews

Source: Heckler und Koch legt Millionenklage bei

Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201807
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。

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