ドイツ陸軍の制式小銃「G36」後継を巡る選定の最終結果は『2019年』に持ち越し

ミリタリーブログサポートチーム

2018年10月12日 20:47


Foto:Bundeswehr / Jana Neumann
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軍用小火器マーケット注目のリプレイス案件、ドイツ陸軍のアサルトライフル『G36』の後継を巡る選定の最終結論が、「2019年上半期」に持ち越されることが分かった。
大手軍事情報サイトの「ジェーンズ(IHS Jane's Defence Weekly)」が軍関係者に対する取材で得たとして報じている。
ジェーンズによると、延期となった主要な理由として「競合企業の製品が試験されている陸軍のテストレンジで問題が起きた」と示している。

小火器開発の先進国ドイツを揺るがしたG36リプレイスの一件は、120,000挺、2億4,500万ユーロ(=約325億円)という一大ビジネス案件。
直近の情報によると選定レースは、ヘッケラーアンドコッホ(H&K)社の提案する『HK433』またはヘーネル・ディフェンス(Haenel Defense)の『MK556 Gen.2』のいずれかで決まると報じられている。

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Source: Decision on the German Army’s next assault rifle is postponed to 2019

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