オーストラリア軍が特殊作戦用途のヘリコプターを「ブラックホーク」から『MRH90 タイパン』へ完全切り替え

ミリタリーブログサポートチーム

2019年02月08日 19:23

オーストラリア国防軍が特殊作戦用途において、シコルスキー製「S-70A ブラックホーク・ヘリコプター」からNHインダストリーズ(NHI)製『MRH90 タイパン(Taipan)』への完全切り替えを視野に入れたことが分かった。

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国防省のヘリコプター部門トップ、ジェレミー・キング(Jeremy King)准将が、IQPC国際軍用ヘリコプター会議(施:英ロンドン、2/5~7)の席上で言及している。
キング准将はまた、「今月1日に第一陣となる2機が特殊部隊連隊に納品されたのを受けて、同数のブラックホークが退役している」「カウンターテロおよびオフショアの特殊作戦能力をMRH-90に集約し、現在軍で運用している20機のブラックホークは2021年12月までに退役が予定されている」と述べている。

Source: SOF begins transition to MRH-90 Taipans
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