米陸軍弾薬工場(LCAAP)が新型『6.8mm口径弾』大量生産受けれ入れのための準備を計画

ミリタリーブログサポートチーム

2019年04月09日 18:50


Photo from U.S. Army
米陸軍の『6.8mm口径弾』をベースとする新型小火器システムの取得が検討される中、弾薬製造の現場にも来るべき大量発注に備えた計画が進められている。

関連記事:
「圧力は戦車砲に匹敵」アメリカ陸軍が新型の6.8mm口径弾をベースとする小火器システムを構築中
NPO法人「国防産業協会(NDIA)」によると、大手軍需メーカー「ノースロップ・グラマン社」の小火器システム部門の担当者が、「6.8mm口径弾の採用が決まった暁には、その生産受け入れのため、ミズーリ州レイクシティにある当社の陸軍弾薬工場(LCAAP: Lake City Army Ammunition Plant)において、新たな製造施設が建造される」「これは同工場の操業50年以来で初めての施設だ」「建設は今後2,3年におこなわれる予定であり、新弾薬については3,4年後にも生産が始まるだろう」と述べている。

レイクシティ弾薬工場では、5.56mm、7.62mm弾薬をはじめとした国防総省管轄下の小火器用弾薬の約90%を生産しているとのこと。年間で15億発を製造し、四軍の他にFBIやCIA、DEAにも出荷されている。

Source: Army Ammo Plant Readies for New 6.8 mm Round
関連記事