2019年05月20日 15:23
エストニア国防軍向け新型制式小銃のコンペ案件において、2度に渡り異議申し立てをおこなっていたSIG社が、デッドラインとなっていた13日を過ぎ、追加抗告をおこなっていなかったことが分かった。
Photo from Lewis Machine & Tool Company (LMT)
本件に関するこれまでの経緯については、ミリブロNewsをメインに補足的にTwitterでもご紹介していた通り。首都タリンの行政裁判所がSIG社の主張を棄却し、最終的な判決が発効するまで、如何なる合意も停止するとしていた。エストニア首都タリンの行政裁判所が、国防軍向け制式自動小銃の調達案件にLMT社が決定したことに対しSIG社が異議を唱えていた一件で、SIG社の主張を棄却し、最終的な判決が発効するまで、如何なる合意も停止するとした。
— ミリブロNews (@militaryblogjp) May 10, 2019
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また、勝者となったLMTディフェンス社は、ニューハンプシャー州ストラザムの防衛産業インターネット企業「ヴィジブル・アセット社(Visible Assets, Inc.)」と共に、エストニア国防軍向けのワイヤレス武器ショットカウンター『ルビー(RuBee)』の供給契約を締結。2019年から2021年に掛けて納入される16,000挺分に供給されるもので、2,200万ユーロ(=約27億円)の案件となっている。
Photo from Visible Assets, Inc