米海軍、武器や弾薬の管理・追跡を可能とする新たな遠隔管理システム「RuBee」の試験を成功裏に実施
武器や弾薬など、慎重な取り扱いが必要とされる軍の所有資産 (sensitive assets) について、その管理や追跡を可能とする、新たな遠隔管理システムが米海軍でのテストに供され、その結果を成功裏に収めた。
「RuBee Weapon Shot Counter」と名付けられたこのワイヤレスタグ ソリューションは、ロッキードマーティン社とビジブル・アセット社 (Visible Assets Inc.) により開発が進められてきた。
⇒ロッキード、軍需品を追跡するワイヤレスタグ ソリューション「RuBee」を開発
RuBee タグの大きさは 0.77 インチ (約 2.0 センチメートル) × 1.9 インチ (約 4.8 センチメートル) × 0.45 インチ (約 1.1 センチメートル) と小型。武器に埋め込まれた RuBee は、自動的に場所を認識し、武器庫の内外であるかの識別をおこなうことができる。
現在、軍における弾薬の追跡プロセスや武器の保守管理スケジュールは、大部分をマニュアルで管理・集計しており、今回のパイロット試験の結果を受けて、数百万ドルの経費節減に繋がる可能性があると考えられている。
Lockheed Martin 2015/02/18
UPI 2015/02/26
All Images: Visible Assets Inc.
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