2019年05月24日 13:32
米国の技術企業、『アプライド・リサーチ・アソシエイツ社(ARA: Applied Research Associates, Inc.)』が、フロリダ州タンパの「特殊作戦部隊産業会議(SOFIC: Special Operations Forces Industry Conference)2019」に出展し、「拡張現実(AR: Augmented Reality)」を使った最先端のウェアラブルシステムを紹介した。
Photo from Applied Research Associates, Inc. (ARA)
地上での戦闘活動を実施するに当たって、地形や友軍の位置、指揮手段、武器システム、敵情報などの獲得は作戦の成否に関わる重要なものとなる。
Photo from Applied Research Associates, Inc. (ARA)
ARC4 Night Vision Goggle
ARC4 User Experience陸軍への独占供給契約(sole source contract)を決めている『ARC4(Augmented Reality, Command, Control, Communicate, Coordinate)』で兵士は、戦場を移動する際に2Dマップやスマートフォンデバイスを見下ろすのではなく、ヘッドアップディスプレイ(HUD)を通じて、実際の視界に仮想アイコンを重ねて表示できるようになる。また日中のシースルー表示と、ナイトビジョンゴーグルのインターフェースとなるなど、状況認識能力の大幅な向上に期待できる。