カゴメ、高性能爆薬で野菜ジュースを作成

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カゴメ、高性能爆薬で野菜ジュースを作成
食料品大手のカゴメ株式会社は 8 月 25 日、高性能爆薬を使い、その衝撃波で野菜の形状を保ったまま、中身だけを野菜ジュースに変える実験の様子を記録した動画を公開した。

同社の説明によれば、爆薬が水中で爆発する際、音速を超える速さの水中衝撃波が発生するが、この衝撃波を水中に沈めた野菜に当てることで、内部の組織のみを破壊することができるという。

動画では、秒速 1.5 から 1.7 km ほどの水中衝撃波をトマトなどの野菜に当て、内部の細胞組織を破壊し、元の形状を保ったままストローを刺して飲めるほどのジュース化に成功した様子が収められている。

この技術は、熊本大学の伊東繁名誉教授 (現沖縄工業高等専門学校校長) によって開発されたもので、実験も熊本大学のパルスパワー科学研究所の施設で行われた。

なお、カゴメの野菜ジュースが、こうした爆発を使って生産されているわけではなく、8 月 31 日の「野菜の日」に合わせた、こうした技術もあるという、あくまで紹介であるとのことだ。

KAGOMEJP 2014/08/25
KAGOME Vegetable Juice Shockwave
Text : 鳥嶋真也 - FM201409


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