IHI、東京に F-35 ライトニング II のエンジン工場を新設へ―日刊工業新聞
日刊工業新聞は 12 月 10 日、IHI が東京都にある瑞穂工場に、F-35 ライトニング II 戦闘機に搭載される F135 エンジンの組み立て工場を新設すると報じた。
F135 は米国のプラット & ホイットニー社が製造するエンジンで、IHI は下請生産として参画することになっており、そのため機密性が高く、セキュリティ対策が十分な、新しい施設が必要だと判断されたことから、新設が決定されたという。
この新しい施設では、エンジンの組み立てや、試運転が行える設備が整備されるとのこと。
F-35 は米国のロッキード・マーティン社を中心に開発が行われている戦闘機で、高いステルス性能を持ち、また戦闘機や爆撃機、攻撃機の任務をこなせるマルチロール能力や、強力なセンサー、他機との情報共有ができるデータリンク能力などが特長。
F-35 には、通常離着陸 (CTOL) 型の F-35A、短距離離陸・垂直着陸 (STOVL) 型の F-35B 、そして空母艦載機 (CV) 型の F-35C の3種類があり、これらは基本的に機体構造を共有して造られる。
F-35 は米空軍、米海軍、米海兵隊をはじめ、世界各国で導入が予定されている。航空自衛隊では 2011 年に F-4EJ 改の後継機として F-35A の導入を決定、最終的に 42 機程度が運用される見通しだ。
以下、ロッキード・マーチン社が過去に提示した F-35 ファクトリーのイメージ映像
Nikkan Kogyo Shimbun 2014/12/09
Photo: F-35A Manufacturing / JSF.mil
Image is for illustration purposes only.
Text: 鳥嶋真也 - FM201412
F135 は米国のプラット & ホイットニー社が製造するエンジンで、IHI は下請生産として参画することになっており、そのため機密性が高く、セキュリティ対策が十分な、新しい施設が必要だと判断されたことから、新設が決定されたという。
この新しい施設では、エンジンの組み立てや、試運転が行える設備が整備されるとのこと。
F-35 は米国のロッキード・マーティン社を中心に開発が行われている戦闘機で、高いステルス性能を持ち、また戦闘機や爆撃機、攻撃機の任務をこなせるマルチロール能力や、強力なセンサー、他機との情報共有ができるデータリンク能力などが特長。
F-35 には、通常離着陸 (CTOL) 型の F-35A、短距離離陸・垂直着陸 (STOVL) 型の F-35B 、そして空母艦載機 (CV) 型の F-35C の3種類があり、これらは基本的に機体構造を共有して造られる。
F-35 は米空軍、米海軍、米海兵隊をはじめ、世界各国で導入が予定されている。航空自衛隊では 2011 年に F-4EJ 改の後継機として F-35A の導入を決定、最終的に 42 機程度が運用される見通しだ。
以下、ロッキード・マーチン社が過去に提示した F-35 ファクトリーのイメージ映像
Nikkan Kogyo Shimbun 2014/12/09
Photo: F-35A Manufacturing / JSF.mil
Image is for illustration purposes only.
Text: 鳥嶋真也 - FM201412
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