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マレーシア軍・警察特殊部隊によるアクロバティックな射撃訓練が展示

海外軍事
シンクロナイズドスイミングを彷彿させるツーマンセルのアクロバティックな射撃訓練の動画が公開された。

この動画は、マレーシアのランカウィ・インターナショナル・ライフル射撃場で今年3月15-19日に行われた MNCTX 2015( Multination Counter Terrorism Exercise : 多国籍対テロ演習 )において、マレーシア軍と王立マレーシア警察の特殊部隊から特別に編成された合同チームによるデモンストレーションの様子である。

MNCTX には、ASEAN(東南アジア諸国連合)に加盟する、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシア、ブルネイ、ベトナム、ミャンマー、ラオ ス、カンボジアに加えて UAE(アラブ首長国連邦)が参加しており、テロ対策の技術向上を目的に開催されている。
ジャンプや回転などパフォーマンス要素が非常に強いが、射撃時の無駄のない機敏な動作はオペレーターの実力を伺わせる。また、オペレーターの手にした風船をターゲットにするなどの危険な展示も披露しているが、その迷い無く射撃する様子から察すると、日頃から同様の訓練を行っているのであろう。

別角度からの鮮明な動画には上記のデモンストレーションの他に、チーム射撃、バイクからの停車射撃、狙撃、K9、バスジャック犯への急襲、建物への突入、などが収められている。

その1

その2
動画後半の建物突入シーンをよく観ると、箇所ごとに多様なブリーチング方法(爆破/ハンマー/ショットガン)が用いられており、これも意図されたデモンストレーションなのであろう。また、オペレーターそれぞれの動きにモタツキは無く、スムーズに展開していることに目がいく。

マレーシア軍の特殊部隊については、以前のミリブロNewsの記事「マレーシア陸軍特殊部隊「GGK」によるバスジャック犯急襲訓練展示」で取り上げているが、マレーシア警察の特殊部隊 STAFOC( Special Task Force on Organized Crime )による訓練展示動画がこちらである。

約15分に及ぶシナリオ仕立ての訓練展示は、寸劇を交えながら無線音やBGMを流すなど非常に手の込んだモノとなっており、人身売買目的の拉致事件が発生し、目撃者から通報を受け、特殊部隊が犯人のバスから被害者を救出するという流れである。オペレーターたちの展開の速さにカメラが右往左往している点が残念ではあるが、軍特殊部隊と同様に連携のとれた素晴らしい動きを見せており練度の高さが伺える。

MNCTX official FaceBook
Text: 弓削島一樹 - FM201504

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