ロシア特許庁で「カラシニコフ」が商標登録、世界規模でカラシニコフ小銃の海賊品対策・知財保護へ乗り出す
カラシニコフ・コンツェルンは、カラシニコフ小銃の知的財産権の保護のため、ロシア特許庁に申請した「Калашников / Kalashnikov」の商標登録が認められたと公式プレスにて発表した。2015年8月にはカラシニコフの商標登録が行われ、銃器・弾薬の生産についても認められている。今回の商標登録がカラシニコフ・コンツェルンが行う世界的な知的財産権の保護に向けた最初のステップであるとしている。
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カラシニコフ・コンツェルン社長 アレクセイ・クリヴォルチコ氏は「この商標登録は当社にとって歴史的な意味があり、我が社がロシアと海外に知れ渡った伝説の武器のブランド保護に向けた努力の始まりである」と発言。そして「我々は世界中に対し、商標の所有権を主張し、世界中にあるカラシニコフの名を使った海賊品に対する訴訟を積極的に行う。」とコメントしている。
カラシニコフ小銃は、ソ連時代当時の東側諸国に生産ライセンスが与えられていた。しかしソ連崩壊に伴い、ソ連のライセンスは既に失効してるが、幾つかの企業はライセンスの更新をせずに、無許可で製造販売しカラシニコフ小銃のブランドを傷つけているとロシア側は前々から主張しているが、他諸国から完全無視されているのが現状であった。
今回の商標登録により、カラシニコフの名を使った海賊品に対する訴訟が行われるか、それが認められるかどうか注目に値する。
Kalashnikov Group 2015/09/10
Text: WT83 - FM201509
カラシニコフ小銃は、ソ連時代当時の東側諸国に生産ライセンスが与えられていた。しかしソ連崩壊に伴い、ソ連のライセンスは既に失効してるが、幾つかの企業はライセンスの更新をせずに、無許可で製造販売しカラシニコフ小銃のブランドを傷つけているとロシア側は前々から主張しているが、他諸国から完全無視されているのが現状であった。
今回の商標登録により、カラシニコフの名を使った海賊品に対する訴訟が行われるか、それが認められるかどうか注目に値する。
Kalashnikov Group 2015/09/10
Text: WT83 - FM201509
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