NEWS

イスラエル新鋭企業「ハートマン」社のレッド・ドット・リフレックスサイト「MH1」

海外軍事
イスラエル発の新鋭オプティクス企業「ハートマン (Hartman) 」社が、レッド・ドット・リフレックスサイト「MH1」を発表した。

関連記事:
Kalashnikov USA、イスラエル軍特殊部隊による開発協力の下「AK Alfa」を発表

MH1 は、現在市場に出回っている光学照準器の中で最も大きな視野となる、35 x 24mm の大型ウィンドウを配置している。これにより、昼夜を問わず射手が置かれた射撃環境の中で、周囲の状況を把握しながらも、精度の高い射撃が実現できることに最大の特徴を持っている。また、MH1 では射撃精度の向上を狙って、視差 (パララックス) をほぼゼロであるとも謳っている。


1: Reinforced Composed Polymer Body Cover
2: Weaver / Picatinny Mount and Quick Detach Lever
3: Battery Compartment
4: USB Slot
5: Windage Adjustment
6: Elevation Adjustment
7: Objective Lens
8: Accuracy Enhanced Reticle
9: Activation Panel
10: Remote Controlled PTT (optional)
そして特徴的なレティクルは、中央の赤点 (レッド・ドット) と、3 時、9 時方向に水平線が描かれていることで、構えた銃の水平を保つことに寄与している。また、最近のトレンドでもある、拡大鏡 (マグニファイアー) や夜間暗視装置 (ナイトビジョンデバイス) との組み合わせにも対応している。

電源は、USB ケーブルとバックアップ用の CR123A×1 バッテリーに対応。対物側に配置された USB スロットにより、PC や車のシガーソケットからの充電が可能となる。そして電源を長持ちさせる工夫も形になって織り込まれており、MH1 ではスリープ・モードと独立した 2 つの 30 度モーションセンサーを内蔵することで、使用していない時の無駄な消費電源を抑えている。
前述の USB ケーブル対応によって、スリープモードの起動時間や、レティクルの輝度、モーションセンサー、低電力インジケーター等々、PC から様々な設定項目を修正することができることも謳われている。

本体は、米国防総省が防衛装備品のために定める、過酷な環境条件下での試験規格「MIL-STD-810F」に準拠したタフな設計となっている。

MH1 の緒元は以下の通り。

Remote Control: Optional IR Push To Transmit (PTT) button with straps, turns sight on and changes reticle intensity
Window Size: 35 x 24mm
Window Area: 840 mm²
Aiming Dot Size: 2 MOA dot 2 inch @ 100 yards / 5.8cm @ 100 meter
Adjustment (per click/range): ¼ mrad per click = 0.86 MOA per click (25mm at 100m, 0.9” at 100yards)
Power Source: USB rechargeable Lithium battery plus a backup single Lithium CR123
Weight: 13 oz. / 370 gr.
USB User Interface Adjustments: Customize sleep mode time activation / reticle intensity / motion sensor / battery indicator (optional)
Mount: MIL-STD 1913 Picatinny mount. 1 or 2 Quick Detach lever/s
Motion Sensor: Dual X, Z axis. Activation on a 30° motion
Sleep Mode: User adjustable Sleep Mode activation time
Material Housing: High strength Aluminum base and Composed Reinforced Polymer cover
Reticle Brightness Settings: 10 brightness levels (5 day & 5 night) preset and user adjustable with USB (optional)
Optical Surface: Multi-layer high durability anti reflective coating
Sealing: Nitrogen filled, fog resistant internal optics
Low Battery Indicator: Reticle flashes rapidly 2 hours before shutdown, flashing increases gradually as the battery empties
Night Vision Mode: Yes, for all standard NVD
Parallax: Near Parallax free
Charging Time: 2 Hours
MIL STD.: 810F

ハートマン社の創設者で現 CEO のマイキー・ハートマン (Mikey Hartman) 氏は、イスラエル国防軍 (IDF: Israel Defense Forces) の退役中佐。20 年に渡って IDF の射撃技術スクールで教鞭を振るってきた人物。ハートマン氏の指導により、延べ 50 万人もの IDF 兵士が戦地に送り出されている。MH1 は、同氏が長年の実績の中で培った様々なノウハウが詰め込まれた製品となる。
また、ハートマン氏は、CAA USA と International 部門の CEO にも就任している。

CAA 2015/11/12
CAA 2016/01/19

同じカテゴリー(海外軍事)の記事画像
米軍、対ダーイッシュ (IS) 用途にドローンディフェンダー (DroneDefender) を早くも実戦投入か
米海兵隊 M40 スナイパーライフルの最新バージョン「M40A6」
アイウェアが最新 HUD に早変わり、米軍「HD Glass」プロトタイプは第 2 フェーズへ
ビン・ラディン急襲作戦で ST6 と共に戦った軍用犬「カイロ (Cairo) 」の募金活動が開始
カナダ軍、バイオニック・ニーブレース「アップショット (UpShot) 」のフィールドテストを実施
オリンピック開催に向けて駅での対テロ訓練に取り組むブラジル特殊部隊の映像
同じカテゴリー(海外軍事)の記事
 米軍、対ダーイッシュ (IS) 用途にドローンディフェンダー (DroneDefender) を早くも実戦投入か (2016-07-27 12:49)
 米海兵隊 M40 スナイパーライフルの最新バージョン「M40A6」 (2016-07-27 00:42)
 アイウェアが最新 HUD に早変わり、米軍「HD Glass」プロトタイプは第 2 フェーズへ (2016-07-26 16:29)
 ビン・ラディン急襲作戦で ST6 と共に戦った軍用犬「カイロ (Cairo) 」の募金活動が開始 (2016-07-25 20:34)
 カナダ軍、バイオニック・ニーブレース「アップショット (UpShot) 」のフィールドテストを実施 (2016-07-25 14:23)
 オリンピック開催に向けて駅での対テロ訓練に取り組むブラジル特殊部隊の映像 (2016-07-22 13:52)

この記事をブックマーク/共有する

この記事をはてなブックマークに追加

新着情報をメールでチェック!

ミリブロNewsの新着エントリーをメールでお届け!メールアドレスを入力するだけで簡単にご登録を頂けます!

[入力例] example@militaryblog.jp
登録の解除は →こちら

ひとつ前のニュース ひとつ次のニュース

PageTop