ヘッケラー&コッホ社が販売方針の見直しで非 NATO 加盟国への供給停止に。加盟国 トルコも制限対象
ドイツ通信社 DPA (Deutsche Presse-Agentur) など複数のドイツメディアによると、同国の銃器メーカ大手であるヘッケラー&コッホ (H&K: Heckler & Koch) 社が、NATO の影響外にある国々に対して、今後、同社製品の供給を見合わせる方針を下しているようだ。
Photo: via Heckler & Koch official website
今回の新たな販売方針に伴い、サウジアラビアやメキシコ、ブラジル、インドおよび NATO メンバーであるトルコへの販売がおこなわれなくなる。トルコは 1952 年に NATO に加盟している。
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トルコについては、今年 7 月 のクーデター未遂事件以降、クルド人の政治活動家らに対する継続的な弾圧、人権侵害事件の増加を理由として、欧州連合 (EU: European Union) が先週、トルコの EU 加盟交渉を否決している。
その後、24 日には、オーストリア議会がトルコへの武器輸出を制限する議決を採択するも、トルコは受け入れられないと拒絶していたばかりで、今回のドイツ HK 社の方針は、それらに続く動きとなる。
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その後、24 日には、オーストリア議会がトルコへの武器輸出を制限する議決を採択するも、トルコは受け入れられないと拒絶していたばかりで、今回のドイツ HK 社の方針は、それらに続く動きとなる。
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