スミス&ウェッソン社が新年 1/1 より「アメリカン・アウトドア・ブランズ」に社名変更
米国の銃器メーカー大手のスミス&ウェッソン社 (Smith & Wesson Holding Corporation) は 13 日、株主の賛成多数によりそのホールディング・カンパニーの社名変更が決議されたことを明かした。
Photo: via Smith & Wesson official FaceBook
新たな親会社名は「アメリカン・アウトドア・ブランズ社 (AOBC: American Outdoor Brands Corporation) 」となり、新年 1 月 1 日付より切り替わることになる。
多くの事業を買収してきた同社は、現在までに①銃器部門、②製造サービス部門、③光学照準器部門、④関連アクセサリー部門と全 4 部門での事業展開を図っている。なお、主力の銃器部門については、新会社アメリカン・アウトドア・ブランズの一子会社となり、ブランドネームそのままに稼働する。
1852 年に、ホーレス・スミス (Horace Smith) とダニエル・ウェッソン (Daniel B. Wesson) が、二人の名を冠した初のリボルバーを世に送り出したのが同社ストーリーの始まりだ。その後、同社の 44 マグナム「S&W M29」が、クリント・イーストウッド (Clint Eastwood) 主演の名作映画「ダーティーハリー (Dirty Harry) 」に登場し有名となっている。
そして時は流れ今年 7 月。ナイフメーカーの「テイラー・ブランズ社 (Taylor Brands) 」とピストル用グリップレーザーなどで知られるクリムゾン・トレース社 (CTC: Crimson Trace Corporation) を相次いで買収。また、銃を使った大量射殺事件 (乱射事件) を機に銃規制の見直しが叫ばれる中、駆け込み需要的に銃器関連のセールスが好調であったことを背景に、今年の第一四半期では対前年比 40% 以上アップの好調なセールスを記録している。
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⇒スミス&ウェッソン社が FY2017 第一四半期の決算で「対前年比 40% アップ」の純売上高を発表
一方で、大量購入が見込まれる米陸軍の次期制式ピストル選定「XM17 MHS (Modular Handgun System) 」においては、ゼネラル・ダイナミクス・オードナンス・アンド・タクティカル・システムズ社 (GD OTS: General Dynamics Ordnance and Tactical Systems) と戦略提携を組み、M&P ピストルをベースとして提案を出していたが、最有力候補の 1 つと見られるも、9 月の時点で早くも脱落したことが明らかになっている。
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⇒米陸軍 MHS 計画から有力候補の S&W 社が脱落。投資家向け公開情報で明らかに
長い歴史を持つ同社の中でも激動の今年は、7 億 2,300 万ドル (=約 833 億円) の収益となった一方、2017 年度では 9 億 3,000 万ドル (=約 1,071 億円) へと飛躍することが見込まれている。
1852 年に、ホーレス・スミス (Horace Smith) とダニエル・ウェッソン (Daniel B. Wesson) が、二人の名を冠した初のリボルバーを世に送り出したのが同社ストーリーの始まりだ。その後、同社の 44 マグナム「S&W M29」が、クリント・イーストウッド (Clint Eastwood) 主演の名作映画「ダーティーハリー (Dirty Harry) 」に登場し有名となっている。
そして時は流れ今年 7 月。ナイフメーカーの「テイラー・ブランズ社 (Taylor Brands) 」とピストル用グリップレーザーなどで知られるクリムゾン・トレース社 (CTC: Crimson Trace Corporation) を相次いで買収。また、銃を使った大量射殺事件 (乱射事件) を機に銃規制の見直しが叫ばれる中、駆け込み需要的に銃器関連のセールスが好調であったことを背景に、今年の第一四半期では対前年比 40% 以上アップの好調なセールスを記録している。
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タグ :スミス&ウェッソンSmith Wesson Holding CorporationSWHCAmerican Outdoor Brands CorporationAOBCアメリカン・アウトドア・ブランズ
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