米陸軍の次期制式ピストル (MHS) にシグ・サワー社の SIG P320 が選定
米国防総省は 19 日付けのプレスリリースにおいて、陸軍で長年使用されてきた M9 ピストルからのリプレイスを図ることを目的とした XM17 MHS (Modular Handgun System) 計画の事業者に、シグ・サワー社 (Sig Sauer Inc.,) が選定 (W15QKN-17-D-0016) されたことを発表した。
Photo By: Sgt. Michael Davis
Image is for illustration purposes only.
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入札はインターネットを介して募集され、9 件が受理されていたとのこと。シグ・サワーにとっては、絞り込み選定の末に有力視されていたグロック、FN アメリカ、ベレッタ USA を打ち負かして獲得した勝利となる。
銃本体の他、アクセサリー類および弾薬を含め、最大約 5 億 8,000 万ドル (=約 665 億円) 規模の案件となる。
国防総省の正式発表では、銃本体におけるスペックや、弾薬の口径などに繋がる具体的な追加情報は見られなかったが、既報の通りシグ・サワー社は、提案依頼書 (RfP: Request for Proposal) に対して、同社の「P320」ピストルをベースに提出しており、.40-caliber と 9mm ピストルを提案に盛り込んでいたとされる。
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シグ・サワー社は今後、280,000 挺のフルサイズ版と、7,000 挺のサブコンパクト版の他、陸軍以外の軍機関から 212,000 挺の追加発注を受ける可能性がある。
銃本体の他、アクセサリー類および弾薬を含め、最大約 5 億 8,000 万ドル (=約 665 億円) 規模の案件となる。
国防総省の正式発表では、銃本体におけるスペックや、弾薬の口径などに繋がる具体的な追加情報は見られなかったが、既報の通りシグ・サワー社は、提案依頼書 (RfP: Request for Proposal) に対して、同社の「P320」ピストルをベースに提出しており、.40-caliber と 9mm ピストルを提案に盛り込んでいたとされる。
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Photo from SIG SAUER
Photo from SIG SAUER
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なお、本件を詳報している Military.com によると、折しも開催中の U.S. SHOT Show の会場でシグ・サワー社は、公式コメントこそ発表していないものの、今回の大勝利の一報を受けて、シャンパンで祝杯する準備をしていたことが伝えられている。
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シグ・サワー社は今後、280,000 挺のフルサイズ版と、7,000 挺のサブコンパクト版の他、陸軍以外の軍機関から 212,000 挺の追加発注を受ける可能性がある。
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