元デルタ隊員カイル・ラム氏が手掛けた SIG SAUER P320 の VTAC カスタム「SIG VTAC P320」
米陸軍のトライアル「MHS (Modular Handgun System) 」を突破し、次期制式ハンドガン M17 に決定したSIG SAUERのP320。今最も話題のハンドガンといえるだろう。
Capture screen via 5.11 Tactical YouTube channel
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そしてVTAC(VIKING TACTICS)が手がけたカスタムP320がSHOTSHOWのレンジデイにおいて発表され、同時に試射が行われた。
もともと「ストライカー方式」+「比較的お手頃価格」でグロックやM&P9などの「実用オート」のクラスに投入されたのがP320。その実用性をさらにアップさせたカスタマイズとなっている。
フロントサイトはファイバーが入ったおなじみのVTACサイトが装着される。
リアサイトも同じくVTACサイト。
フルサイズ・コンパクトのそれぞれに上記のハーフDEとブラックモデルが展示された。
詳細や価格などのスペックは未発表だが、一部では純正のバリエーションモデルとして800〜900USドル前後になるのではないかといわれている。
Text: 乾宗一郎 - FM201701
なお、開発に関しては有名シューターのKyle E. Lamb (カイル・ラム) 氏(VTAC創業者で元デルタオペレーター)が手をかけたという。
Capture screen via 5.11 Tactical YouTube channel
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ラム氏は、21 年以上に渡って米陸軍に在籍しており、その内の 15 年以上はデルタフォースなど、数多くの特殊作戦に従事した人物。リドリー・スコット監督による戦争映画「ブラックホークダウン (Black Hawk Down) 」でも有名なソマリア・モガディシュの戦闘 (Battle of Mogadishu) や、湾岸戦争「砂漠の嵐作戦 (Operation Desert Storm) 」、ボスニアへの派兵経験を持つ。上級曹長で除隊後、バイキング・タクティクス社 (Viking Tactics, Inc.) を創設。VTAC は、現在までに特殊部隊員をはじめ、多くの愛用者を抱える人気タクティカルブランドとして確固たる地位を築いている。
フロントサイトはファイバーが入ったおなじみのVTACサイトが装着される。
スライド側面(ナナメの面)のホールも特徴的。
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リアサイトも同じくVTACサイト。
Capture screen via 5.11 Tactical YouTube channel
フルサイズ・コンパクトのそれぞれに上記のハーフDEとブラックモデルが展示された。
コンパクトではスライド上面にホールが設けられている。
Capture screen via 5.11 Tactical YouTube channel
詳細や価格などのスペックは未発表だが、一部では純正のバリエーションモデルとして800〜900USドル前後になるのではないかといわれている。
SHOTSHOWのレンジデイは国防総省の公式発表前だったこともあり、いいタイミングで発表されたためか大きな話題になったようだ。
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Text: 乾宗一郎 - FM201701
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