シグ・サワー社が米陸軍の MHS 選定のレースに勝利を宣言
既報の通り、米陸軍が、1980 年代中盤より現在に至るまで使用を続けてきた M9 ピストルのリプレイスを掲げた XM17 MHS (Modular Handgun System) 計画の選定事業者として、シグ・サワー社 (Sig Sauer Inc.,) を選出し、同社の P320 ピストルをベースとした提案が勝利した。
Photo from SIG Sauer
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国防総省の発表に続き、先ほどシグ・サワー社がプレスリリースを発表。長きに渡って繰り広げられたレースの勝利宣言がおこなわれた。そしてその発表資料の中には、勝利に導いた提案ピストルと思われる 1 枚の写真が添えられている。
SIG P320 勝利の一報を詳しく紹介している米国メディア、ソルジャー・システムズ・デイリーは、2014 年度の陸軍協議会 (AUSA: Association of the United States Army) での情報を掘り起こし、シグ・サワー社が市販の P320 をベースとして、陸軍の要求に準拠するためにおこなった当時の仕様変更の内容を紹介している。それによると、タンカラーの指定やアンビ式安全機構の実装などの項目が挙げられている。
全てのピストルは、ニューハンプシャー州の同社施設で生産されるとのことで、MHS 計画では、フルサイズとコンパクトモデルの両方を 10 年以上に渡って供給することになる。また、全てのピストルは、サイレンサーを備えることができ、標準弾数および拡張型のマガジンの両方を含むことになる。
なお、銃器専門サイトのリコイルによると、レースはシグ・サワー社とグロック社による一騎打ちとなっていたとする、興味深い噂が掲載されている。
シグ・サワー社は今後、280,000 挺のフルサイズ版と、7,000 挺のサブコンパクト版の他、陸軍以外の軍機関から 212,000 挺の追加発注を受ける可能性がある。
SIG P320 勝利の一報を詳しく紹介している米国メディア、ソルジャー・システムズ・デイリーは、2014 年度の陸軍協議会 (AUSA: Association of the United States Army) での情報を掘り起こし、シグ・サワー社が市販の P320 をベースとして、陸軍の要求に準拠するためにおこなった当時の仕様変更の内容を紹介している。それによると、タンカラーの指定やアンビ式安全機構の実装などの項目が挙げられている。
P320 は、2014 年にリリースされて以降、米国内外のマーケットにおいて広く実績を持つ、ポリマー製のストライカー方式ピストル。交換可能なグリップモジュールを備えた初のモジュラーピストルであり、射手によってフレームサイズと弾薬口径を調整することができる特徴を持つ。
左:選定提案用とみられる P320、右:市販モデルの FDE コンパクトモデル
全てのピストルは、ニューハンプシャー州の同社施設で生産されるとのことで、MHS 計画では、フルサイズとコンパクトモデルの両方を 10 年以上に渡って供給することになる。また、全てのピストルは、サイレンサーを備えることができ、標準弾数および拡張型のマガジンの両方を含むことになる。
なお、銃器専門サイトのリコイルによると、レースはシグ・サワー社とグロック社による一騎打ちとなっていたとする、興味深い噂が掲載されている。
シグ・サワー社は今後、280,000 挺のフルサイズ版と、7,000 挺のサブコンパクト版の他、陸軍以外の軍機関から 212,000 挺の追加発注を受ける可能性がある。
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