約1年の開発遅延を経て、米軍戦闘糧食「MRE」に3年間の保存が効く『ピザ』が今年末にも支給開始

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Photo from U.S. Army Reserve official Twitter
開発に遅れが生じていた米軍携行糧食「MRE(Meal, Ready-to-Eat)」期待の新メニュー『ピザ』が、量産に向けた改良を経て、いよいよ今年末にも兵士の手元に届けられるという。

開発を受け持つ陸軍ナティック兵士研究開発技術センター(NSRDEC: Natick Soldier Research, Development and Engineering Center)戦闘糧食理事会(Combat Feeding Directorate)は、「華氏80度(=摂氏約27度)以下で保存した際に少なくとも3年の保存が効くこと」を掲げてきた。

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    食事のひと時は、栄養素やエネルギーの補給だけでなく、リフレッシュを図るという精神衛生を高める上でも欠かすことができない貴重なもの。ピザはことさら栄養価が高い食品という訳ではないが、常に人気上位にあるメニューの1つに数えられておりラインナップ入りに期待が集まっていた。
    しかしながら、トマトソースやチーズ、トッピング類に含まれる水分が、カビやバクテリアの増殖に繋がり、長期保存化をおこなう上で大きな障壁となっていた。

    また昨年3月には量産品の試作において、茶色に変色したことを理由に一旦「無期限延期」の判断が下されている。この件について当局関係者は、「変色は安全上の問題ではなく、品質を高めた製品を確実に届けたいためだ」と述べている。原因は「トマトソースの酸化」にあり、それを防止するために「ローズマリーエキス」を添加し、レシピの微調整をおこなっている。こうした一連の改良を経て、今年末にも新メニューのピザを含む「MRE No.38」の支給が始まる。

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